早稲田大学
いとうまい子さんは、2010年、45歳のとき早稲田大学・人間科学部に入学し、予防医学を専攻します。
2014年春、学部を卒業します。
いとうさんが大学に進学した理由は、ファンやお世話になったスタッフの方に恩返しをしたかったから、だそうです。
18歳で仕事をはじめて、30年間続けてこれたのは、スタッフや応援してくれたファンのお陰。恩返しがしたくて、勉強がしたい!と思い、大学に入学したのだそうです。
そして、もっと勉強がしたい、と思い、大学院に行くことに決めたのだそうです。
2016年には、博士課程に進みます。
いとうさんは、早稲田大学の6年間で、ロコモティブシンドロームを中心に学習を続けていました。
ロコモティブシンドロームとは、「運動器の障害」により、「要介護になる」リスクの高い状態になることをいいます。
いとうさんは、これを予防するため、運動を支援するロボットを研究開発しています。
2013年には、「国際ロボット展」に、介護ロボットを出品しているそうです。
そのロボットは、いとうさん自身が設計して、高齢者の運動をサポートする役割をするのだそうです。
スクワットを促す卓上ウサギ型ロボット「ロコピョン」を、企業と共同開発しています。
いとうさんは、博士号取得よりも、研究に専念したいという思いで博士課程に進学したのだそうです。
現在
いとうさんは、55歳となった現在、研究者として、東京大学と共同研究を始めているそうです。
2019年から、AIで、高齢化社会の問題解決に挑む会社エクサウィザーズのフェローに就任して、「ロコピョン」を進化させる研究を続けているそうです。
最初に開発した卓上型ウサギロボットは、毎日定時にスクワットをすることで、持ち主の高齢者に、一緒に運動をすることを促すものでしたが、最近は、高齢者の膝を痛めないで、スクワットをさせてあげられるロボットの開発をしているそうです。
ロボットを進化させるために、本当は留学したかったそうですが、コロナの影響もあり、難しく、現在は、東大農学部で、共同開発をさせてもらっているそうです。
早稲田大学では、抗老化、アンチエイジングの研究室に所属しているそうです。
細胞の抗老化を研究するため、東大院農生科。応用科にて、共同研究しているそうです。
研究の他にも、自身のYou Tubeチャンネルやテレビの活動もされていて、幅広い分野で活躍されているいとうまい子さん。
ロコピョンの進化など、これからの活躍がとても楽しみです。
以上、いとうまい子さんについて、でした!