『三井のリハウス』や映画『ガメラ』シリーズで知られる藤谷文子(ふじたに・あやこ)さん。

俳優のほか、小説家・エッセイストとしても活躍。
庵野秀明監督の実写映画『式日』は、自身の小説が原作。自ら主演も務めるなど、幅広いジャンルで活躍しています。

藤谷文子さんの家族は、父がハリウッド俳優のスティーヴン・セガールさん、母は合気道道場経営者、兄はモデル・俳優・映画監督の剣太郎セガールさんと多才です。

藤谷文子さんの結婚や夫、子供について、気になったので調べてみました。

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藤谷文子さんのプロフィール

名前:藤谷文子(ふじたに・あやこ)
本名:藤谷フェイス文子
出身地:大阪府大阪市淀川区
生年月日:1979年12月7日
年齢:42歳(執筆時)
身長:164cm
血液型:A型
職業:女優、小説家、エッセイスト
所属:アルファエージェンシー

趣味:音楽鑑賞、映画鑑賞
特技:英会話、クラシックバレエ、合気道

藤谷文子さんの経歴

藤谷文子(ふじたに・あやこ)さんは、1979年12月7日生まれ、大阪府出身。2022年5月現在42歳。

武術を習得するために来日していたスティーヴン・セガールさんと、大阪市淀川区・十三(じゅうぞう)にある合気道道場の娘・藤谷美也子(ふじたに・みやこ)さんとの間に生まれます。

藤谷文子さんの母・藤谷美也子さん

13歳で『三井のリハウス』のCMに6代目リハウスガールとして出演し、注目を集めます。


1995年、15歳のとき、映画『ガメラ 大怪獣空中決戦』のヒロイン・草薙浅黄(くさなぎ・あさぎ)役で映画デビュー。

ガメラと唯一心の交信ができる少女を演じ、おおさか映画祭新人賞を受賞します。

映画『ガメラ2・レギオン襲来』(1996年公開)、『ガメラ3・邪神(イリス)覚醒』(1999年公開)でも同役を演じ、代表作となります。


1996年~1998年、父親を頼って、英語と演技の勉強のため米ロサンゼルスに2年半留学します。

また、アメリカ滞在中に受けた刺激をきっかけに小説を書き始めます。


帰国後は女優として活動を再開。

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2000年、21歳のとき、アメリカ留学中に執筆した小説『逃避夢』を、庵野秀明さんが『式日』として映画化。

同作では、自ら主演を務めます。

映画『式日』(2001年)

『式日』(しきじつ)は、庵野秀明監督による実写映画で、「式日」は「儀式を執り行う日」を意味します。

「スタジオジブリ」の第2レーベルとして設立された「スタジオカジノ」の第1回作品で、ジブリコレクションのひとつとしてビデオ・DVD化されています。


2014年の庵野秀明監督のインタビューにて、『式日』制作のついて以下のように振り返っていました。。

藤谷文子の小説を読んだらおもしろくて、彼女の小説をテーマを汲んで、僕が分解、再構成して『式日 SHIKI-JITSU』という作品に置き換えていきました。“きれいな実写”を一度やってみたいと思っていたんです。

映画『式日』は、不幸な家庭と過去の体験に絶望し、現実世界を隔離して生活を送る少女の孤独で病的な精神世界の変遷を、非常に芸術的な映像で描き出した作品で、藤谷文子さんの小説『逃避夢』が原作です。

この原作は、藤谷文子さん自身の家族問題が下地になっているそうです。

また、映画監督の岩井俊二さんがこの映画で初めて俳優として出演(カントクこと庵野秀明の役として)しています。

物語の舞台およびロケ地は、庵野秀明監督の出身地である山口県宇部市となっています。


2006年、資生堂の短編ドラマを演出、テレビ東京 Drama Factoryにて放送されます。


2008年、フランス・日本・ドイツ・韓国合作のオムニバス映画『TOKYO!』の、ミシェル・ゴンドリー監督作『インテリア・デザイン』の主演を務めます。

本作は、ミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックス、ポン・ジュノという個性的な3人の監督が大都市・東京を舞台にそれぞれ製作したショートムービーで構成される映画となっています。

『インテリア・デザイン』の藤谷文子さんと加瀬亮さん

2010年、ドラマ『熱海の捜査官』(テレビ朝日/オダギリジョーさん主演)の、高校教師・敷島澪(しきしま みお)役で、連続ドラマ初出演を果たします。


2016年より、BS朝日の情報番組『町山智浩のアメリカの今を知るTV』でレギュラーアシスタントを務めています。


2022年5月現在、アメリカと日本に拠点を持ち、俳優・作家として活動しています。

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