山口まゆさんの演技力
山口まゆさんは「演技力」の高さに定評があり、演技派若手女優として活躍しています。
子役時代からキャリアを積んできた山口まゆさんは、ドラマ、映画に出演する中で、演技力がスゴイと度々注目を集めてきました。
『コウノドリ』
山口まゆさんは、『コウノドリ』では、14歳で妊娠した役を演じ注目を集めました。
すでに堕胎できない妊娠8ヵ月に入っていて、胎児のエコー画像を見ても「CGみたい」と他人ごとのようだった中学生が、徐々に母性に目覚めていく姿や、出産シーンでは叫び声をあげながら苦悶して、産まれてきた赤ん坊を抱いて微笑んでいましたが、養子に出すために手放さなければならずに号泣するシーンがありました。
その一連の演技に、ネットで「素晴らしい」「ボロ泣きしてしまった」といった称賛が相次ぎました。
山口まゆさんは、演じるに当たって、陣痛や出産について、母親に話を聞いたり参考映像をたくさん観て、できる限りの下調べをして臨んだのだそうです。
その後もキャリアを重ねていきますが、山口まゆさんは、なぜか、つらい過去があったり、心に闇を抱えた役が多いのだそうです。
「何でですかね(笑)? 私自身はそういう不幸な経験はほぼないので、役を理解するのに時間がかかることもあります」
と、2020年4月のインタビューで話していました。
2017年の『明日の約束』では、離婚して男と遊び歩く毒親の母に育てられた高校生・ 増田希美香 役
2019年『ストロベリーナイト・サーガ』第1話では、深沢由香里 役。
2020年、『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~(Season4)』の3話、記憶障害を負ったバレリーナ・八尋舞 役
など、さまざまな役柄を演じていますが、影のあるキャラクターが多いという印象があるようです。
山口まゆさんは、上記インタビューの中で
「ぜひ幸せな役もやりたいです(笑)。私自身はそんなに暗くないし、不幸な役がイヤなわけでなく、いろいろな役を今までと違うやり方でトライしてみたいんです」
と話していました。
山口まゆさんの現在
ドラマ『未来への10カウント』
山口まゆさんは、2022年4月14日スタートの木村拓哉さん主演ドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日)に、矢代智香 役で出演、木村拓哉さんと7年ぶりに共演します。
本作は、木村拓哉さんと、『「HERO」シリーズ(2001~2015年)』や朝ドラ『まんぷく』などの脚本家・福田靖さんが7年ぶりにタッグを組んだ、福田靖さんオリジナル脚本のテレビドラマです。
木村拓哉さんは本作で“学園スポーツドラマ”に初挑戦します。
木村拓哉さん演じる“生きる希望を完全喪失している男”桐沢祥吾(きりさわ・しょうご)が、図らずも高校ボクシング部のコーチになったことで徐々に熱を取り戻し、再生していくさまを描く“青春スポーツ・エンターテインメント”です。
ヒロインであるボクシング部の顧問・折原葵(おりはら・あおい)を満島ひかりさんが演じます。
山口まゆさんは、ボクシング部を鋭く見つめる新聞部の部員・矢代智香を演じます。
木村拓哉さんとは、『アイムホーム』(2015年、テレビ朝日系)で共演して以来、7年ぶりの再共演となります。
また、映画『樹海村』でダブル主演を務めた山田杏奈さんとも再共演します。
山口まゆさんのインスタグラムでは、ドラマへの想いや『アイムホーム』のときの写真を投稿していました。
目標は”朝ドラ出演”
また、2019年のインタビューで、同じフラーム所属の先輩・有村架純さんが『ひよっこ』(2017年度前期)のヒロインをつとめていますが、後輩の山口まゆさんは「私も朝ドラに出たい」と、朝ドラ出演を目標に掲げていました。
2022年も話題作に出演し、活躍を続ける山口まゆさん。
これからの活躍や目標とする朝ドラへの出演も期待です。
以上、女優・山口まゆさんについて、でした!
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