吉行和子さんといえば、ふぞろいの林檎たち、ナースのお仕事、にあんちゃん、愛の亡霊など数々の作品で知られる女優ですが、父親が作家の吉行エイスケさん、母親が朝ドラのモデルになった吉行あぐりさん、兄が作家の吉行淳之介さんと、家族もみな著名人です。

その吉行和子さんの若い頃と現在、結婚、旦那や子供について、年齢や身長、高校や経歴などwikiプロフィールと共に調べてみました。

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吉行和子さんのプロフィール

名前:吉行和子(よしゆき かずこ)
本名:同じ
出身地:東京府
生年月日:1935年8月9日
年齢:83歳(執筆時)
身長:158cm
血液型:型
学歴:女子学院高等学校卒業
職業:女優

吉行和子さんの若い頃~今現在

吉行和子さんは1935年東京府生まれ。父親は作家の吉行エイスケさん、母親は美容師の吉行あぐりさん、兄は作家の吉行淳之介さん、妹は作家の吉行理恵さんです。

吉行和子さんの家族は、1997年のNHK連続テレビ小説『あぐり』のモデルとなったことで、広く一般にも知られるようになりました。

エイスケ役を演じた野村萬斎さんについて

吉行和子さんは2歳の頃に小児喘息を発症し、以後は喘息に苦しむ、病弱な幼少時代を過ごすこととなりました。

病気のため、家にこもっていることが多かったという吉行和子さんは、読書や裁縫、絵を描くことに親しむようになります。


(少女時代の吉行和子さん)

中学3年生の時に劇団「民藝」の舞台を観劇し、活字で表現された世界が実際に目の前に現れたことに衝撃を受け、演劇の世界を志すようになります。

とは言え、身体が弱かったため、女優ではなく、得意だった裁縫や絵を活かして美術や衣装の裏方仕事をやろうと思っていたみたいですね。

1954年、女子学院高校3年生のときに「民藝」に応募し、採用されます。

本人は裏方を志望していましたが、「舞台・芝居がどういうものであるか学ぶため」であるとして女優候補として採用され、俳優研究所で研鑽を積むことになります。

1955年に映画『由起子』で映画デビュー。

1957年に『アンネの日記』でいきなり主役に抜擢。アンネ役の女優が風邪を引いて降板したため、急遽代役として出ることになりました。

当初は演じることが特に好きというわけでも、女優を続けていくという覚悟を持っていたわけでもなく、大役を任された責任感だけでこなしていたそうですが、同作品のロングラン公演を続ける中で、女優としてやっていこうという決意を固めたといいます。

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1959年に日活映画『にあんちゃん』『才女気質』に出演し、毎日映画コンクール女優助演賞を受賞。

1969年に「民藝」を退団してフリーに。

1974年の舞台『蜜の味』で紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。

1978年に大島渚監督『愛のコリーダ』の続編となる『愛の亡霊』に主演し、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。

同作品は過激な性愛の表現で知られ、当時40歳を過ぎての吉行和子さんの出演は、世間を大いに騒がせました。

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