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手芸BSの番組とは?

光浦靖子さんは、2021年5月12日、自身が部長を務める手芸団体「ブッス!手芸部」Twitterを更新。

BSのとある番組で自身の制作した作品に屈辱的な対応をされたことを嘆いて、その内容が話題となりました。


手芸エッセイ『私が作って私がときめく自家発電ブローチ集』(文藝春秋)の発売日(5月29日)が近いこともあり、その番組内で自身の作品を紹介する機会があって、数日間にわたり制作していたそうです。


しかし、

「こちら、一般の人にいくらまでなら出せる? と聞いて最高金額500円でしたー!」

「バカにした笑いでした。そんな趣旨の番組とは聞かされず、何日もかけて作品を作らされ、、、、、、、、」

と番組の演出について、やるせない思いを綴っています。


そうした対応に光浦靖子さんは、

「悲しくて、、、、」

とやるせない気持ちを吐露。


「手芸は材料費しか見られないからなあ。なにか一つでも作ったことのある人ならわかるのになあ。本出すのに、こりゃ困ったぜ」

とツイートしています。



このツイートにリプライ欄では、「価格や価値の見方は人それぞれだと思います」「気にされなくていいと思います」「安く見積もられたということより、それで笑いに持っていこうという演出が嫌ですよね」「なんて品の無い番組だろう」などフォローする声が多数寄せられたそうです。



光浦靖子さんも、

「色んな方々がそのスタッフが毎日犬のウンコ踏みますように、とか、食事の度に青海苔や胡麻が前歯にはさまりますように、と呪いをかけてくれてて、、、笑いました。元気になりました」

とツイートし、気分が晴れたことを報告しています。


その話題となったBSの番組ですが、どの番組か、いつ放送されるのかなど調べてみましたが、光浦靖子さんも番組名を公表していないこともあり、特定することはできませんでした。

そのBSの番組が、そのままの内容で放送される可能性も低いのではないか、お蔵入りするのではないか、との声もネット上では上がっていました。

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留学

光浦靖子さんは、2020年4月からカナダに留学する予定だったのだそうです。

レギュラー番組に休みをもらい、マンションの退出手続きや入学金の振り込みも済ませ、準備が整っていたところにコロナパンデミックがやってきてしまい、留学できなくなってしまったのだそうです。

そして、緊急事態宣言が発令され、光浦靖子さんは家もなく仕事もなくなってしまい、妹家族のところに2ヶ月半ほど居候していたのだそうです。


光浦靖子さんが留学しようと思ったきっかけの一つに、40代に入った頃から仕事が少しずつ減り始めたことがあったようです。

年齢が上がるにつれて休みが増えていくことにも不安を感じていたそうです。


一つのことを追い、極めることが世間では素晴らしいとされています。でも私にはできそうもない。じゃ、どうする? 深さじゃなく、広く浅く、数で勝負するのは? 「逃げ」と「新しい挑戦」の線引きなんて曖昧なもんだ。これは「挑戦」だ。私は文房具屋になりたかった。手芸屋にも、花屋にもなりたかった。留学したかった。海外に住んでみたかった。広く浅く全部に手を出そう。今から全部叶えよう。

と開き直ったのも留学する動機の一つです。

と綴っています。

さらに海外留学について、

「体力的に自分が劣っていくこともリアルに感じ始めているので、もし冒険をするのなら、精神力だけじゃなく“体力のあるうちに”と考えると、今がリミットなんじゃないかと思って」

と語っています。



決断するまでには葛藤があったと言い、

「いつも考えるのは、今ここで1年休むことで、テレビの仕事がゼロになるんじゃないかなと。ほそぼそと継続しながらここにいることが大事なのか、新しいことを吸収して博打を打つほうが大事なのか……“わからない!“と思いながら過ごしていました」

と振り返っています。



留学先をカナダのバンクーバーを選んだのは、友達がきっかけなのだそうです。

カナダ・バンクーバーの人の温かさに魅了されそこで商売を始めた友人から、カナダに遊びに来てと誘われ、光浦靖子さんは2019年の冬にカナダに遊びに行きます。

バンクーバーの街を友人に案内してもらっていたとき、留学中の息子に会いに来ていた北斗晶さんと佐々木健介さん夫婦と偶然出会います。

一緒に夕飯を食べていたときに、光浦靖子さんが『私も留学するのが夢だったなぁ』と言ったら、北斗晶さんが『すればいいじゃん! エージェントを紹介するよ!』といってくれたのだそうです。


さらに、同じ時期に友人で作家の西加奈子さんもバンクーバーに留学をしていて、『すごい! バンクーバーが私を求めている!』と思い、その勢いで留学を決めたのだそうです。


コロナ禍で、留学は延期となりましたが、

「会う人みんなに『留学はどうしたの?』って、あいさつ代わりに聞かれるから、“行けなきゃヤバい……追い詰められているぜ”と思って(笑)。これはもう運命だし、やっぱり行くべきだなって感じるので、(留学の)意志はあります!」

と、あらためて宣言しています。

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