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高橋恵子さんの夫は映画監督の高橋伴明さん

高橋恵子さんは1982年に映画監督の高橋伴明(ばんめい)さんと結婚しています。

高橋伴明さんは1949年に、奈良県の華道の家に生まれます。

早稲田大学在学中からピンク映画の現場でアルバイトを始め、中退後の1972年にピンク映画『婦女暴行脱走犯』で監督デビュー。

以後ピンク映画を中心に活躍しますが、1982年に初の一般映画『TATTOO<刺青>あり』を監督。

これは1979年の三菱銀行人質事件を題材にしたもので、主役をミュージシャンの宇崎竜童さんが演じて話題となりました。

宇崎竜童さんについて

キネマ旬報ベストテン6位、ヨコハマ映画祭監督賞を受賞するなど、高く評価されます。

以後、一般映画、任侠映画などを数多く監督。

1990年には東映Vシネマで『ネオチンピラ・鉄砲玉ぴゅ~』を監督。当時無名だった哀川翔さんを見出し、主役に抜擢。哀川翔さんは後に「Vシネの帝王」と呼ばれるようになります。

2015年には『赤い玉、』がモントリオール世界映画祭のワールド・グレイツ部門に出品されるなど、世界的に高い評価を受けています。

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高橋恵子さんと高橋伴明さんの結婚なれそめは?

2人は、高橋伴明監督の82年6月公開の映画『TATTOO<刺青>あり』の撮影で出会いました。

初めて出会った82年初春頃から交際を始め、同年6月に『TATTOO<刺青>あり』が封切られてから間もなく結婚に至ります。交際半年足らずのスピード婚ですね。

同作品では、高橋恵子さん(当時は関根恵子)は宇崎竜童さん演じる主人公と、暴力団員の2人の男の愛人役を演じています。

当初、高橋恵子さんは事務所の社長から「聞いたこともない監督による自主制作映画」と聞き、怪しんでいたのだそうです。

しかし、脚本に目を通して、その世間では「残虐」の一言で切り捨てられる犯人の内面に迫る姿勢、あたたかい眼差しに共感し、さらに過去の高橋伴明さん監督のピンク映画作品を観てその丁寧な人間描写に感銘を受け、出演を決意。

2人の交際は出会って間もなくして始まったようですが、出会って早々に高橋伴明さんの熱意や人柄に触れ、惚れ込んだのでしょうね。

高橋恵子さんにとって過去最低のギャラ(主演の宇崎竜童さんともども、ギリギリまで値切られたそう)、そして大手映画会社の3分の1の撮影日数など、不安要素満載でしたが、蓋を開けると高橋伴明監督の進行は実に素早くスムーズで、あっという間のとても充実した撮影だったといいます。

上映は小規模でしたが興行成績は良好で、キネマ旬報ベストテン6位、ヨコハマ映画祭監督賞を受賞するなど、映画関係者からも高い評価を受けました。

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