マウスや授乳や千葉ニュータウンが舞台の作品などが話題のクレイジー作家・村田沙耶香(むらたさやか)さん。
家族や顔や誕生日、コンビニ店員などに関心が持たれているようです。
それに加え、結婚や誕生日、父などのwikiプロフィールにも興味があったので調べてみました。
村田沙耶香さんのプロフィール
名前:村田沙耶香(むらた・さやか)
出身地:千葉県
誕生日:1979年8月14日
学歴:玉川大学文学部芸術学科芸術文化コース卒業
村田沙耶香さんは千葉県出身。
幼い頃からずっと千葉ニュータウンで暮らしており、高校生の頃に東京に引っ越します。
そして、玉川大学へ進学し、卒業後した直後に「授乳」で群像新人文学賞を受賞し、作家デビュー。
以後、2009年に「ギンイロノウタ」で野間文芸新人賞受賞、2013年に千葉ニュータウンを舞台にした「しろいろの街のその骨の体温で」で三島由紀夫賞を受賞。
他にも、マウス、星が吸う水、ハコブネ、タダイマトビラなどの優れた作品を多く世に送り出しています。
ちなみに、カンボジアの手作り雑貨の販売を手掛けるNPO法人「かものはしプロジェクト」の共同代表である村田早耶香さんは、名前は非常に似ていますが、別人の方のようですね。
村田沙耶香さんはクレイジーコンビニ作家?結婚や家族に対するこだわりや思い入れ
村田沙耶香さんは、クレイジーなコンビニ作家だそうですが、どういうことでしょうか。
どうやら、村田沙耶香さんは、朝井リョウさんや西加奈子さんら作家仲間から「クレイジー沙耶香」とあだ名されているそうです。
何でも、書くモチベーションは「喜び」で、人を殺めるシーンを描くことが喜びだと発言したり、性交や結婚や家族や夫婦という「常識」とされてきた概念を打ち破るような作品を世に問い続けるなど、いわば常識に挑戦するような感性や作風であることから、そのように呼ばれているそうです。
朝井リョウさんの村田沙耶香さんの作品に対する「傑作や話題作ではなく、問題作として話題になる」という評価が、それを端的に示しています。
村田沙耶香さんの父親
そして、そのような感性の陰には、父親の影響があるのだそうです。
村田沙耶香さんの父親は裁判官をなさっているのだそうです。
村田沙耶香さんの作品は、常識的なものの見方に疑問を持ち、自分の感情に流されて抽象に流れることなく、現実を描くという冷静さを持ちあわせていますが、それは正義や倫理などに冷静だった裁判官の父親の姿勢がかなり影響していたのだそうです。
ちなみに、村田沙耶香さんは、作品を書く前には、登場人物の「顔」を描くことから始めるそうです。
その顔を見て、頭に浮かんだ場面を絵にし、それから文章にするという書き方をなさっているのだそうです。
人物の姿が具体的に頭の中に出来上がらないと、作品舞台のイメージが湧かず、書き始めることもできないのだとか。
で、そのような人物の「顔」や「人生」といったものをたくさん描くためには、どうしても実在する人間を多く知っていなければならない。
そのため、現在でもコンビニの店員のアルバイトをなさっているのだとか。
つまり、お金や生活のためというよりは、「人間観察」や「ネタ集め」のためにコンビニで働いているということです。
コンビニの接客なんて、いろんなお客さんがいて大変でしょうに、こういう理由で仕事を続けられるところが、「クレイジー沙耶香」のクレイジーたるゆえんなのでしょうかね。
以上、村田沙耶香さんについてでした!