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立川志の輔さんの息子・竹内順平さんは落語家志望だった!

竹内順平さん、今でこそイベント会社の経営者として実業の世界で活躍なさっていますが、もともとは父親の落語家・立川志の輔さんと同じ道を歩もうと考えていたそうです。

子供の頃の一過性の夢、というのではなかったようで、なんと3回も父親に弟子入りを志願したのだとか。

ところが立川志の輔さんは、ことごとく断ってしまったといいます。

理由について、立川志の輔さんが公にしたことはないようですが、やはり落語の世界で成功するのは並大抵の才能と努力では叶わないことですので、親心ということなのかもしれません。

完全に実力本位で、親の威光などでやっていける世界ではなさそうですからね。

逆に、親があまりにも偉大だと、何かと比較されて精神的なプレッシャーも半端なさそうです。

竹内順平さんの大学の専攻のPA(パフォーミング・アーツ)学科というのは、演劇、舞踊、音楽などの上演芸術を学ぶところで、俳優、舞踊家、演出家、劇作家などアーティスト志望の学生が集まる分野です。

また、大学卒業後も高名なコピーライターである糸井重里さんのもとで働いていたことと合わせると、竹内順平さんはもともと父親と同じ芸能・芸術・表現の世界に興味があったのでしょうね。

そして、糸井重里さんの事務所で働き始めると、ある時糸井さんから

「パン屋だってパンで表現している。人々を立派に喜ばせている」

と言われ、目から鱗が落ちたといいます。

要するに、職業的なアーティストだけが表現者ではない、ということを諭された、ということでしょうか。

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その言葉に、ひらめいたのがなぜか「梅干し」だったといいます。

なんでも、「居酒屋で思案していたとき、食べていたのが梅茶漬けだった」という何気ないところからの着想だったみたいですね。

「梅干しは決して主役にはなれないけど、ご飯に欠かすこともできない空気のような脇役。それでも日本の食を代表する一品であることに魅力を感じました」

「落語や歌舞伎が日本伝統芸能であるのに対して、それがどんなものかを説明できる人は少ない。梅干しも同じで、分からないからこそ興味が湧きました」

出典:https://abematimes.com/posts/4252341

確かに、梅干しは日本の食文化にとって無くてはならないものですが、あまりにも身近すぎて、かえってあまり意識することの少ない存在でもあります。

着想を得てからはとても行動が速く、すぐに地方の生産者や加工業者らとのネットワークを構築。

そして、全国の良質な梅干しと多くのそれを知らない人たちが出会う場を作る、という思いが、現在の様々な梅干し関連の企画として結実しました。

まだ会社設立から間もないですが、非常に行動力があり、次々とユニークで話題性のある企画が誕生しています。

今後の竹内順平さんの動向、BambooCutの展開からは目が離せませんね。

以上、竹内順平さんについてでした!