池上季実子さんの父親
池上季実子さんは、子供の頃はかなり父親につらく当たられていたようです。
歌舞伎の名門出身で、華麗な人脈を誇り、幼い頃から日本舞踊、ピアノ、そろばんなど、多くの習い事をしていたという池上季実子さん。
まさにお嬢様ですが、そのような華やかなことばかりではなく、のちにお稽古ごとはことごとく、「どうせお前にはできない」と父親に辞めさせられたといいます。
具体的には3歳の時、幼稚園のお受験のための勉強で、置いてある積み木の数が数えられないだけで「なんでこんなことが分からないんだ」と怒鳴られて頭を叩かれたりしたのだそうです。
思い通りにならないとすぐに怒鳴る人だったらしく、夜中まで説教が続き、体罰も日常茶飯事だったのだとか。
父親は母親に対しても同じように振る舞っていたそうで、池上季実子さんは母親からかばってもらうこともなかったのだそうです。
後に池上季実子さんは女優になりますが、その動機としては、幼少期から抱えていた「親から愛されていない」という感覚、そしてそこから来る「誰かに認められたい」という思いが大きかったといいます。
デビューした頃の池上季実子さんのどこか陰のある感じや、プロデューサーの「次のドラマの主役とかやってみる?」の言葉に即答したことなど、そういう池上季実子さんの生い立ちを知ると、すべて繋がりますよね。
池上季実子さんの父親は、もともと商社のエリート会社員でしたが、後に退職し、プラスチック部品の塗装工場を興したのだそうです。
しかし、経営はうまく行かず、お金のトラブルが絶えなかったといいます。
そういうこともあり、池上季実子さんは幼い頃から独立心が旺盛で、小学生の時点で「早く自分で食べていけるようにならなければ」と感じていたのだそうです。
名家に生まれながらも、つらい境遇で育った池上季実子さんでしたが、その体験と向き合うことで強さや優しさ、謙虚さといった美徳が培われていったのかもしれませんね。
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