名取裕子さんと犬
名取裕子さんと言えば、芸能界きっての愛犬家としても知られています。
子供の頃から家で犬を飼っており、子供の頃の夢が「犬と一緒に寝ること」というくらい、犬が好きだったのだそうです。
そして現在では、ただの「愛犬家」にとどまらず、50個ものドッグショー優勝カップを愛犬「ジジ」にもたらすなど、トップブリーダーとしても知られています。
最近まで「ブブ」「ジジ」「ココ」の3匹のメスのミニチュアダックスフンドを飼っていました。自慢の愛犬「ジジ」は「ブブ」の娘にあたります。
ただ、「ブブ」は2012年に17歳でこの世を去っています。
人間の1日は犬の5日に当たると言われていますので、人間に換算すると85歳の天寿を全うしたということですね。
2016年の時点で、18歳のメス犬「ジジ」と9歳のメス犬「ココ」を飼っており、毎日欠かさず健康管理のためのメモをつけているといいます。
ジジは高齢のため、目や耳がきかず、ヘルニアや心臓病など色んな病気を抱えており、ココは生まれつきの障がいがあったりアレルギー体質だったりと、2匹とも健康上の問題を抱えていますが、名取裕子さんは彼女たちを大事にケアしています。
「この子たちは私の大事な家族です。言葉を話せないのだから、私がしっかり見てあげないといけない。飼い主の責務として、命を守っていきたい」
と語っており、犬に対して非常に深い思い入れと愛情をお持ちのようです。そして、責任感の強さもうかがえます。
お墓も愛犬たちと一緒に入れるところに建てたのだそうです。
場所は京都のあるお寺で、「Y・N家 聖地」と書かれた札が立てられているのだそうです。Y.Nというのは本名である「名取裕子」のイニシャルですね。
著作『犬の花道、女の花道』の中で、
「肉親よりも肉親らしい存在。片時も離れられない。離れては生きていけない」
と語っており、まさに愛犬とは一心同体のようですね。
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