前田美波里さんの結婚後～現在
前田美波里さんは1968年、20歳の時にマイク真木さんと結婚。芸能界を離れ、夫婦でアメリカに渡り、2年ほど現地で生活を送ります。
帰国後、出産し、家庭に入り家事・育児に専念するようになりますが、観客からの喝采を一切得られない生活に耐えられなくなり、芸能界復帰を決意。
しかし、舞台の仕事と家庭との両立は難しいと考えた前田美波里さんは、1976年に当時3歳だった息子を置いて離婚します。
29歳で芸能界復帰を果たしたものの、望んでいたミュージカルの仕事は全く来ず、自ら積極的に動くことで活路を見出すことにします。
そして、他の仕事をすべて断り、背水の陣で劇団四季の『コーラスライン』オーディションに挑戦するも、落選。
それでも諦めきれずに必死に頼み込んで稽古を受け続けていると、ある日演出家の浅利慶太さんから、
「開始10分ほどで出番がなくなる役でもやる気がありますか？」
と聞かれ、「やります」と即答。
実際にはこの質問は前田美波里さんを試す質問だったらしく、浅利慶太さんはこの即答ぶりを見て、前田美波里さんに大きな可能性を見たようです。
そして前田美波里さんは、帰宅後もエレベーターの前の踊り場や屋上など、場所や機会を見つけてはひたすら自主練に励み、その期待に応えるために猛練習を積み重ねます。
その結果、端役ではなく、メインキャストの1人であるシーラ役に見事抜擢。
この時の経験は前田美波里さんの大きな財産、そして転機となり、以後、現在に至るまで、劇団四季や帝国劇場などの舞台・ミュージカルをはじめ、ドラマや映画、CMに多数出演するなど、多方面で幅広く活躍しています。
前田美波里さんの結婚、旦那のマイク真木さん
前田美波里さんは1968年、20歳の時に歌手のマイク真木さんと結婚しています。
マイク真木さんのプロフィール
名前：マイク真木(まいく まき)
本名：眞木壮一郎(まき そういちろう)
出身地：東京都
生年月日：1944年4月27日
年齢：73歳(執筆時)
学歴：日本大学藝術学部放送学科卒業
職業：歌手、俳優
レーベル：日本フォノグラム
マイク真木さんは1944年東京都生まれ。
1963年にモダン・フォーク・カルテットを結成し、66年にソロデビュー曲『バラが咲いた』が30万枚以上を売り上げる大ヒットを記録。
同じ66年に資生堂CMで話題沸騰となった前田美波里さんと、そのCM撮影のハワイロケを契機に知り合い、お互いに一目惚れ。
68年に結婚した際には、人気絶頂の者同士のカップルだったこともあり、大きな話題になりました。
さらに、その直後に前田美波里さんが芸能界を退き、夫婦で日本を離れアメリカに渡ったことも、当時は大きく騒がれました。
アメリカでは2年間ほど生活した後、帰国。その後息子である真木蔵人さんを授かります。
しかし、前田美波里さんが芸能界復帰、そして仕事に専念することを強く望んだため、1976年に離婚。息子は父親のマイク真木さんが引き取ることになりました。
マイク真木さんはこの離婚後、別の女性との再婚、離婚を経て、現在は18歳年下の歌手・和田加奈子さんと結婚しています。
（和田加奈子さんのデビューシングル『パッシング・スルー』）
マイク真木さんは現在、真木蔵人さんを含め4男1女の父親で、6人の孫がいるとのことです。
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