『ラジオシアター~文学の扉』
中嶋朋子さんは、TBSラジオ『ラジオシアター〜文学の扉』のパーソナリティーを長年務めていました。
同番組はラジオドラマ番組で、名作小説を選び、その中から重要なシーンや名シーンの部分を中嶋朋子さんとゲストが演じるラジオドラマのコーナーと、その作品に関する感想などを中嶋さんとゲストが対談するコーナーの2部により構成されていました。
2011年10月9日から始まった番組でしたが、2021年9月26日に放送終了。10年の歴史に幕を閉じます。
公式サイト内のブログの記事を、中嶋朋子さんが所属している砂岡事務所の若手俳優たちが担当していましたが、その俳優たちは皆事務所を退所し、後期は中嶋朋子さんの息子・西村成忠さんが担当していたそうです。
2022年1月現在、番組の公式ホームページ、YouTubeチャンネル、Twitterアカウントは全て閉鎖されているようで、見ることができませんでした。
現在
病気?
中嶋朋子さんは、2021年3月31日に、女性セブンで、『体調不良で立て続けに仕事をキャンセルしている』という記事が上がっていて、”病気なのではないか”と心配する声がでていたようです。
記事によると、2020年10月のシェイクスピアの舞台『リチャード二世』以降、中嶋朋子さんの仕事のキャンセルが続き、その理由は「体調不良」ということで、関係者の間では”重病なのでは”と心配する声が上がっていたそうです。
中嶋朋子さんは、後日記者の質問に、
──体調不良で7月の舞台を降板したと聞いた。
「昨年12月に体調を崩しまして。(出演するかどうかを)早く決めなければいけなかったので、大事を取らせていただいたんです」
──重病を心配する声もある。
「いえ……大丈夫です。コロナのこともあったので、ちょっとのんびりしようと。大事を取っただけなので」
と、回答していました。
2020年12月頃から大事をとって休養していたということで、重病ということではないようです。
エッセイ
2021年9月には、20年ぶりのエッセイ集『めざめの森を めぐる言葉 Sleeping Giant』が発売されました。
雑誌「クロワッサン」で連載された人気エッセイを書籍化したものです。
アイヌ語で「あなたの心に触れさせてください」という想いが込められた、「イランカラㇷ゚テ」という挨拶、俳優のショーン・ペンがインタビューで語った「自分が思うほど人生を逃してはいない」など、中嶋朋子さんが心揺さぶられた64の言葉を巡る珠玉のエッセイ集です。
空中ブランコ
中嶋朋子さんは、2021年9月24日放送の『徹子の部屋』に出演。
2021年6月に50歳を迎えた中嶋朋子さんは、最近『空中ブランコ』にハマっていると明かします。
番組では、中嶋朋子さんが実際の空中ブランコをしている動画が流れていました。
空中ブランコにハマったのは、飛行機で隣り合わせになった女性から「今を手放す」ことで心が解放されると聞き、勧められるまま翌日、教室に行ってみたことがきっかけだったといいます。
「空中で我が身を放り出した瞬間の快感は素晴らしい!」と熱く語っていました。
黒柳徹子さんも、実は仕事で”空中ブランコ”をやったことがあると明かし、経験者同士で更にトークが盛り上がっていました。
朗読
2021年12月25日、NHK-FM「中嶋朋子が贈る クリスマス朗読カルテット」では、中嶋朋子さんが、3人の音楽家とともに送るライブ音楽劇が放送されました。
映画
2022年は、春に公開が予定されている映画『やがて海へと届く』に出演しています。
本作は、「四月の永い夢」「わたしは光をにぎっている」の中川龍太郎監督が、彩瀬まるの同名小説を映画化した作品です。
親友の死を受け入れられずにいる女性・真奈(岸井ゆきさん)が、深い悲しみを抱えながらも前に踏み出そうとする姿が描かれます。
中嶋朋子さんは、東北で民宿を営む幸栄を演じています。
また、他キャストに、浜辺美波さん、杉野遥亮さんらが出演しています。
現在も映画、朗読、執筆など多彩なジャンルで活躍を続ける中嶋朋子さん。
今後、息子・西村成忠さんとの共演もあるのでしょうか。
これからの活躍もとても楽しみです。
以上、女優の中嶋朋子さんについて、でした!