渡辺貞夫さんといえば、「世界のナベサダ」として80代半ばを過ぎた今現在も活躍中のサックス奏者ですが、近年はネパール大地震、東日本大震災の支援活動などでも注目を集めています。
その渡辺貞夫さんの結婚、妻や子供(娘)など家族について、経歴などwikiプロフィールとともに調べてみました。
渡辺貞夫さんのプロフィール
名前:渡辺貞夫(わたなべ さだお)
出身地:栃木県宇都宮市
生年月日:1933年2月1日
年齢:85歳(執筆時)
学歴:栃木県立宇都宮工業高等学校、バークリー音楽院卒業
職業:音楽家、サックス・フルート奏者
渡辺貞夫さんは1933年、栃木県宇都宮市に、5人きょうだいの次男として生まれます。
父親は電気会社を経営しており、薩摩琵琶の奏者でした。
終戦後の進駐軍のラジオ放送から流れてくるアメリカの音楽、そして映画『ブルースの誕生』に感銘を受け、15歳のときにクラリネットを始めます。
工業高校卒業後、1951年に上京し、銀座のクラブ等で演奏活動を開始。
1953年にジャズ・ピアニストの穐吉敏子さん率いる「コージー・カルテット」に加入。
1956年、穐吉敏子さんが日本人初のバークリー音楽院奨学生として渡米。その指名を受け、同カルテットのバンドリーダーに就任。
同カルテット解散後の1958年にジョージ川口さんの「ビッグ4」に加入し、61年に初リーダーアルバム『渡辺貞夫』をリリース。
1962年、在米中の穐吉敏子さんの推薦を受け、アメリカ・ボストンのバークリー音楽院に奨学生として留学。
チコ・ハミルトン氏、ゲイリー・マクファーランド氏はじめ数多くのバンドに参加。また、在米中にボサノヴァの魅力に開眼。
1965年に帰国し、以後数多くの国内外のミュージシャンと共演。日本を代表するジャズ・ミュージシャンの一人として第一線で活躍を続けています。
1977年発売のアルバム『渡辺貞夫リサイタル』で芸術祭大賞を受賞。
1978年のアルバム『カリフォルニア・シャワー』はジャズ界では珍しいヒット作となりました。
カリフォルニア・シャワーといえばこの草刈正雄さんのCMとセットで記憶に残っている人も多いのではないでしょうか。
ちなみにこのCMシリーズには渡辺貞夫さんが出演しているバージョンもあるようです。
1988年、ロサンゼルス名誉市民賞受賞。
1995年、紫綬褒章受章。
2005年、旭日小綬章受章。
2014年、栃木県名誉県民。
2015年、ブラジル政府より「リオブランコ国家勲章」授与される。
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