古村比呂さんのリンパ浮腫。足がすごいことに
古村比呂さんは「広汎子宮全摘出術」を受けた後、その後遺症であるリンパ浮腫を発症します。
手術によるリンパ節の除去等による影響で、リンパの流れがよどみ、手足にむくみが生じるというものです。
特に左足の腫れがひどく、右足の約1.2倍(断面積で1.4倍~)も腫れ上がり、3年以上も苦しむことになります。
様々な治療法を試みますが効果は見られず、最終的に「リンパ管静脈吻合(ふんごう)術」にたどりつきます。
その名の通り、リンパ管を静脈に吻合(つなげること)する手術で、これによりリンパが流れるようになり、むくみの改善が期待されるというものです。
ただ、古村比呂さんの場合は、吻合に適した「生きている」リンパ管が非常に少なく、手術は困難を極めたといいます。
それでも名医である横浜市立大学附属病院の前川二郎医師の手腕により、8時間にも及ぶ大手術は成功。
術後は順調に回復し、左足はみるみる細くなり、ハイヒールも履けるまでになりました。
古村比呂さんの顔ダニ
古村比呂さんは広汎子宮全摘出術の3年後の2015年に、顔に原因不明の発疹ができるようになります。
当初はステロイド剤などを処方されましたが、回復せず、それどころか悪化してしまったといいます。
その後、病院で診察を受けた結果、「顔ダニ」の異常繁殖によるものと判明。
顔ダニというのは、誰の顔にも生息しているものですが、通常はそれほど悪さをしない生き物なのだそうです。
ところが、ストレスや不摂生などの悪条件が重なると異常繁殖し、炎症などを引き起こしてしまうようです。
古村比呂さんはダニの繁殖を抑える薬を処方され、こちらも回復に向かうこととなりました。
大変な時期が続いている古村比呂さんですが、一日でも早く癌(その他の病気も)を克服して、元気な姿をふたたび見せてほしいですよね。
以上、古村比呂さんの病状についてでした。最後までお読み頂きありがとうございました。