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ムロツヨシさんが本名を明かさない理由が壮絶?

さて、ムロツヨシさんが本名を非公表とする理由についてですが、「読み方が難しい」以外に、もっと壮絶な理由があったことが『女性セブン』2017年6月8日号で明かされています。

ちょっと長くなりますが、引用します。

「彼は複雑な家庭環境に生まれました。4才の時に両親が離婚して、彼は父親に引き取られるんですが、その父親に恋人ができたり、再婚したりするなかで、親戚の家に預けられ、祖父母に育てられていたんです。そんな生い立ちを彼自身は隠すことなく、公にしているんですが、それは不幸自慢ではなく、そういう環境に生まれたことをプラスに考えているから。『生まれ変わっても、この人生を選ぶ』って豪語してるくらいですからね。

 それで本名の話なんですが、ちょっと珍しい名前なんです。母親とは4才の時に別れてからずっと会っていないんですが、彼女にはすでに新しい家族がいて、子供もいるようなんです。俳優になろうと思って名前を考えた時、もし本名だったら、母親がテレビを見て『あ、私の息子だ』って目障りなんじゃないかってムロさんは思ったそうなんです。実際はそこから17年くらい売れないんですけどね(苦笑)」

出典:女性セブン2017年6月8日号

やはり、「ちょっと珍しい名前」なのですね。本名だったら生き別れた母親に一発でバレてしまうことを恐れて、頑なに本名を明かさなかったようですね。

それにしても、母親から目障りに思われるんじゃないかと心配してしまうなんて、ちょっと悲しいですよね。

『生まれ変わっても、この人生を選ぶ』と豪語しているとは言え、本当に悲しい少年時代を過ごしてきたことがうかがえます。

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まとめ

それにしても、これだけ多くの人が興味を持ちながら、決定打が出てこないというのもある意味すごいです。

ノンフィクション作家の沢木耕太郎さんを思い出します。

「沢木耕太郎」というのはペンネームで、本名は非公表です。そしてどこを探しても本名は出てきません。

あるとき、雑誌の取材で、記者が「あなたの本名はあらゆる文献を見てもどこにも載っていないが、なぜなのか?」と聞いたところ、

「本名を公開したらペンネームの意味がないじゃない」

と一蹴されてしまったそうです。

ムロツヨシさんにしても、沢木耕太郎さんにしても、受け答えについてはそれぞれの個性がよく出ています。

しかし、いずれにしても、「何が何でも絶対に本名は明かさない」という強烈な意志を感じるという点では共通しています。

「秘すれば花」ではないですが、ここまでくると、もしかしたら永久に分からないままの方が、ある意味ロマンがあっていいのかもしれませんね。

以上、ムロツヨシさんの本名についてでした!