ハートネットTVブレイクスルーに出演のブレイクダンサーNARUMI(なるみ)さん。
ブレイクダンス世界大会で何度も優勝するなど、トップダンサーとして知られています。
NARUMIさんの過去の経歴や実績、家族やダンス動画など、wiki的プロフィールについてご紹介したいと思います。
NARUMIさんのプロフィール
名前:NARUMI(なるみ)
本名:福島梨絵(ふくしま・りえ)
出身地:京都府
生年月日:1981年2月
所属:BODY CARNIVAL
WE B-GIRLZ(ドイツ)日本代表 優勝
2007・2008年 WE B-GIRLZ FRANCE大会 優勝
2008・2009年 IBE B-GIRLバトル(オランダ) 優勝
他世界大会優勝経験多数
アメリカ、フランスなどの世界大会で審査員も務めてきました。
NARUMIさんの家族
NARUMIさんには妹がいて、名前をAYUMIさんといいます。
AYUMIさんの方は本名も福島あゆみといいます。
姉のNARUMIさんの2歳下の1983年生まれ。
19歳の時にカナダのバンクーバーに留学し、ブレイクダンスを始めました。
おそらくNARUMIさんに触発されたのでしょうね。
所属ユニットもお姉さんと同じBODY CARNIVALです。
AYUMIさんの方もすごい実績を持っていて、
2008、2009年 IBE 4 on 4 B-gril Battle 優勝
2010年 We B-girlz Final 優勝
2011、2012年 Urbanconnection B-girl Battle 優勝
と、こちらも国際大会で数多くの優勝をさらっています。
NARUMIさんの過去
NARUMIさんは、今でこそ世界的なB-GIRL(女性ブレイクダンサー)ですが、少女時代は荒んだ生活を送っていたと言います。
学校生活に馴染めず不登校となり、家出し、不良グループと交流するようになり、暴力事件に巻き込まれ、少年院に入ったという過去を持っています。
少年院を出た後、人生を立て直すために、何か打ち込めるものを探そうと、サーフィンやスノーボードなど、さまざまな分野にチャレンジし続けていましたが、どれもしっくり来ませんでした。
そんな中、19歳の時に、ついにブレイクダンスに巡り会います。
巡り会ってからすぐにブレイクダンスにのめり込んだというNARUMIさん。
しかし、当時ブレイクダンスでは、男女のレベル差が非常に大きく、女性のブレイクダンサーは軽視される傾向にあったと言います。
女性というだけで、男性なら当たり前にできるテクニックができただけで、大げさに褒められる。
そういう状況が嫌だったとNARUMIさんは感じていて、懸命に努力しました。
ついに、NARUMIさんは懸命に打ち込める目標を見つけることができたのです。
そして、努力の結果、今では世界大会に10回以上も優勝し、自らも審査員を務めるようになるなど、世界的なB-GIRLとして、押しも押されもせぬ存在に成長しています。
そのような過去があるため、現在NARUMIさんは、ダンススクールで教える子供たちには、「目標を見つけ、それに向かって頑張ることの大切さ」というものを伝えていきたいと強く思っているのです。
NARUMIさんの現在
NARUMIさんは現在、B-GIRLとしてのキャリアを軸に、さまざまな活動を幅広く行っています。
BODY CARNIVAL
NARUMIさんは現在京都を拠点に活動なさっていて、BODY CARNIVALというブレイクダンスユニットに所属しています。
BODY CARNIVALは2006年に結成されたユニットで、現在は十数名のメンバーで構成されています。
メンバーの一人ひとりが非常にレベルが高く、ユニットとして数多くの世界大会で優勝や準優勝など、優れた成績をおさめている、ブレイクダンスのエリート集団です。
B-TRIBE
また、京都にあるストリートダンススクール「B-TRIBE」でブレイクダンス部門のインストラクターをなさっています。
B-TRIBEのホームページはこちら
http://www.b-tribe.co.jp/
NARUMIさんのB-TRIBE発表会でのダンス動画があります。
同じ京都にある「WHOOPEE’S STUDIO」「FLY DANCE STUDIO」というところでもインストラクターをなさっているようですね。
WHOOPEE’S STUDIOのホームページはこちら
http://whoopees.jp/
FLY DANCE STUDIOのホームページはこちら
https://double-fly.com/
ブレイクダンスではすごい人なわけですが、京都近郊でブレイクダンスを習いたいと考えている人には、近づきやすい存在のようですね。
ノンバーバル・パフォーマンス『ギア』
ノンバーバル・パフォーマンスというのは、「ノンバーバル」つまり言葉・セリフなしで行われる総合演劇とでも呼ぶべき、新しい形のパフォーマンスです。
『ギア』は京都で展開されるノンバーバル・パフォーマンスのロングラン公演です。
こちらは公式サイトの説明です。
ストーリーはおもちゃの「ドール」が人間型ロボット「ロボロイド」とふれ合い、あるきっかけによって人間の心を持つようになるという内容ですが、世界レベルのパフォーマーが、マイム、ブレイクダンス、マジック、ジャグリングを使い、アクション、表情、ダンス、音楽、映像などで、言葉を使わず五感を刺激することによって表現します。
引用元: 『ギア』公式サイトより
ストーリーはこんな感じです。
荒廃した未来社会。
人間型ロボット「ロボロイド」が働き続ける元おもちゃ工場。そこに現れるかつてこの工場の製品だった人形「ドール」。
ロボロイドとドールは、異物に対する解析機能を通じて、
「好奇心」と「遊び」を獲得し、少しずつ人間に近づいていく。そして……
人の心が起こす、再生の奇跡。
引用元: 『ギア』公式サイトより
現在はキャストの中にNARUMIさんの名前はありませんが、ストリートダンサーとして立ち上げ時から関わってきました。
こちらが『ギア』で演じるNARUMIさんです。
チャリティイベント
NARUMIさんは、ブレイクダンスを通じたチャリティイベントも積極的に企画・参加しています。
ブレイクダンスを通じて社会に貢献し、さらにブレイクダンスの世間的なイメージ(だらしない、怖い)を払拭したいという思いもあるようです。
個人的には「だらしない、怖い」とは思いませんが、NARUMIさんの肌感覚から出た印象なのでしょうね。
このように、NARUMIさんは、ブレイクダンスというずば抜けた特技を軸として、子供たちに目標を持たせ、後進を育成したり、社会に貢献したり、パフォーマンスを通じて夢や感動や勇気を与えたりと、目覚ましい活躍を続けています。
少女時代から持て余していた莫大なエネルギーが、ブレイクダンスによって一挙にマイナスからプラスに振り切ったのでしょうね。
ですから、NARUMIさんのブレイクダンスに対する感謝の気持ちや想いは、ものすごく強いものがあるのだと思います。
追いかける目標があるかないか、それだけでぜんぜん違う。
そういう確信があるからこそ、子供たちにも目標を持つことの大切さをかなり重点的に発信しているのだと思います。
NARUMIさんは、今後ももっともっと大きな存在になっていくのだろうと思います。
最後にNARUMIさんのダンス動画をご覧ください。
前半がAYUMIさんで、後半がNARUMIさんですかね。それにしても二人ともすごい動きですよね。これが世界レベルか、と圧倒されます。
以上、NARUMIさんについてでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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