平山泰代さんと後藤悦治郎さんの結婚
平山泰代さんと後藤悦治郎さんは1974年5月に結婚していますが、プロポーズに際して、こんな面白いエピソードがあったそうです。
作詞した後藤さんは「22歳のときでした。王子動物園でデートして、僕がプロポーズしたんですが…」。これを受けて平山さんが「この人ったら、桜かなんかの木に登って、『OKしてくれなきゃ、下りないよ』って」と笑いながら振り返る。
後藤さんは30分ほど木の上で粘ったが結局、この日は「2人の人生、まだ先が見えないのにイエスなんて言えないわ」と平山さんにいなされ、失意のうちに帰路につく。「気まずい雰囲気のまま、2人で細い坂道を下っていきました。そこから見えた光景が、強烈に印象に残っています」
引用:https://plaza.rakuten.co.jp/neoday/diary/201110290003/
木に登ってプロポーズして、「OKしてくれなきゃ、下りないよ」なんて、駄々っ子みたいですね。
それに対する平山泰代さんの返しは現実的で、しっかりしています。かなりタイプの違う2人のようですが、かえって相性がぴったりなのかもしれませんね。
そして、このプロポーズから6年経った1974年に、晴れて2人は結婚することとなりました。
なお、別の取材では、後藤悦治郎さんの、
「これからの人生、割り勘でいかへんか?」
というプロポーズの言葉で平山泰代さんが結婚を決意した、ということが明かされています。
こちらのセリフは木に登ったときに比べて、大人の余裕、そして絆の深さが感じられますね。最初のプロポーズで「先が見えない」と断られたのに比べると、はっきりと違いがわかりますよね。
こうやって2人の出会いから結婚までを定点観測すると、関係性の変化というか、特に後藤悦治郎さんが大人になっていく過程がうかがえて興味深いですね。
なお、子供についてですが、平山泰代さんは1976年7月に出産しているのだそうです。
74年9月に『紙ふうせん』を結成してからは、東京を拠点に活動していましたが、出産を前にして関西に戻り、以後は関西が活動の中心になっています。
以上、平山泰代さんと後藤悦治郎さんについてでした!