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田中義剛さんの性格、評判

田中義剛さんは、その経営手法などから、多くの反感を買い、バッシングされたことがありました。

有名なのは生キャラメルの商標登録出願です。

生キャラメルというのは、田中義剛さんの発明ではなく、大学時代の同期である大黒宏さんの経営するノースプレインファームが開発した商品です。

にも関わらず、田中義剛さんは、2008年には自分の名義で「生キャラメル」を商標登録申請しています(結果は拒絶)。

結果は拒絶でしたが、もし通っていれば、生キャラメルの発明者であるはずのノースプレインファームの方が、田中義剛さんに商標の使用料を払い続けるか、別の商標に切り替えるかしなければなりません。

他にも、「バルーンプリン」が牧家の白いプリンのパクリ、「天使のポテト」がロイズのポテトチップチョコレートのパクリではないかと言われているようです。

また、ホエー豚に関しても、先行者がおり、彼らによって結成された「十勝ホエー豚研究会」というものがあり、ホエー豚の基準の取り決めなどがなされているのですが、田中義剛さんはこの研究会に所属していないとも言われています。

※ホエー(乳清)とは、牛乳から乳脂肪分やカゼインを除いたもの。チーズを作る際に大量にできる。

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田中義剛さんが同研究会に入らない理由は、ホエー豚研究会の基準では、

「ホエー豚に与えるホエーは、無添加チーズを生産する際に出る無添加ホエーのみ」

となっている一方で、田中義剛さんの「ホエー豚」は、チーズを多く取るために塩化カルシウムを添加されたホエーを使用しており、そのため会に入らないのではないか、と言われているようです。

また、その価格設定も、研究会の基準である1頭数万円ではなく、20万円で出荷することを発表しています。

これらのことから、田中義剛さんはいろんな方面でずいぶんバッシングを受けたようです。

ただ、いずれも違法というわけではなく、要は田中義剛さんは天性の商売上手なのだろうと思います。

また、人の目を気にしない図太さや、なりふり構わないところも持ち合わせているようです。

田中義剛さんによると、バッシングする人たちは、農協を通さずに独自の販路を開拓して成功を収めた田中義剛さんに対する「やっかみ」なのだといいます。

やっかみかどうか、実際のところは何とも言えませんが、

「違法なことはやっていないが、同業他社に対する配慮が足りない」

といったところがあり、それがバッシングの原因となっているのかもしれませんね。

以上、田中義剛さんについてでした!