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離婚

村治佳織さんは、2018年に離婚したことを、2019年12月23日に出版された初エッセー『いつのまにか、ギターと』(主婦と生活社刊)の中で明かしています。

同書の後半で、

「突然ではありますが、お伝えいたします。2018年の中頃、私、『マルイチ』となりました」

とつづっています。

京都の友人から、祇園などでは離婚のことを「バツイチ」ではなく「マルイチ」と言うと聞き、この表現を使用。離婚から1年以上たっていることもあり、自身を客観的に見つめる文章になっているそうです。

すでに親しい関係者には報告しており「人様の反応も様々」と書いています。

びっくりした人や自分の経験談を聞かせてくれる人、新しい人生の背中を押してくれる人…実にさまざまで新鮮だったといいます。

法律上、夫婦でなくなっても「“最高の元夫婦”でありたいな」とも綴っています。

会う機会は減ったが「お互いの無事を確認し合うことは、いまもあります」とし、「一度は家族になった義理のご両親とも、結婚していた時と変わらず連絡を取らせていただいている」と、離婚後も相手とその家族との交流は続いているとも明かしています。

舌腫瘍の治療

村治佳織さんは、2013年7月に、舌腫瘍のため、全公演予定をキャンセル、長期休養することを、自身の公式サイトで報告しています。

舌腫瘍は、良性と悪性とがあるとのことですが、どちらであるかには触れていないようです。

長期休業を余儀なくされた時期、村治佳織さんの心の支えになったのは、女優・吉永小百合さんの存在だったのだそうです。

村治佳織さんと吉永小百合さんは、村治佳織さんが10代の頃、原爆に関する詩の朗読をライフワークとして行っている吉永小百合さんのコンサートでBGMを担当したことが縁となり、親密な交流が始まったそうです。

以降、村治佳織さんが吉永小百合さんのチャリティコンサートに参加したり、プライベートで旅行もする関係、「姉」「妹」と呼ぶ関係になったのだそうです。

村治佳織さんが活動休止を決めるにあたり、吉永小百合さんのマネージャーから「命と仕事じゃ、命が大事に決まっているでしょう」と言われ、病と向き合うきっかけになったのだそうです。

また、吉永小百合さんの夫からも「人生成り行きでいいんだよ。長い人生で考えたら2、3年ぐらい休んでもいいと思うよ」と声をかけられたといいます。

そして、退院後には吉永小百合さんとカナダへ旅行に出掛け、別荘にも誘ってくれたのだそうです。

村治佳織さんは、

「小百合さんがいなかったら復帰はなかった。感謝をしてもしきれない。常にそばにいてくださいました。数ヶ月、1年ぐらいですかね、友達よりも会っていました」

と振り返っています。

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使用ギターは?

村治佳織さんは、”使用ギター”と多く検索されいます。


村治佳織さんは、ギターは20台以上持っていると、2011年のラジオ出演の際に答えていました。

ギターのための楽器奏庫があるというわけではなく、家の廊下に置いてあるという感じで保管してあるのだそうです。


そのラジオ番組内で、ギターはバイオリンやチェロとは違って、”消耗楽器”だと話していました。

指でつまびいて弾くため、楽器に対して衝撃があり、何十年も同じものだけを弾き続けるとだんだん音が枯れてきてしまうのだそうです。



村治佳織さんは、2017年8月放送の「サワコの朝」に出演した際、クラシックギターの魅力を解説していました。

・フォークギターの弦はスチール(金属)だが、クラシックギターは釣り糸と同じナイロンで作られていて、「フォークギターよりも丸みのある音が出る」のだそうです。

また、

・ネック幅もフォークギターは細いが、クラシックギターは太い点が特徴

・フォークギターはピックが中心、クラシックギターは指弾き、など演奏の仕方にも違いがある

と説明していました。



村治佳織さんが使用していたことで有名になった、『AUGUSTINE+SAVAREZ/オーガスチン+サバレス』クラシックギター弦セットが販売されているようです。



村治佳織さんの使用するギターは、コンサートごと曲ごとに変わるため、インタビューの際、使用するギターについても言及しています。


2019年12月21日に開催された『日本ロレックスpresents~デビュー25周年を越えて~村治佳織ギター・リサイタル2019  旅と映画に恋して!』では、使用するギターは、

・アントニオ・デ・トーレス(1859年)、
・ホセ・ルイス・ロマニリョス(1990年と2002年)、
・ポール・ジェイコブソン(1992年)

の4本だとインタビューで話していました。


2018年9月19日に発売された、デビュー25周年、デッカ専属契約15周年の記念CD『シネマ』では、スペインのアントニオ・デ・トーレス(1817~1982年)が1859年に作ったというビンテージ・ギターを使用しているそうです。


現在

村治佳織さんは、2021年6月現在、5月から公開中の、吉永小百合さん主演の映画『いのちの停車場』エンディングテーマを作曲しています。




2021年6月13日に出演したラジオ番組では、歌手・五木ひろしさんと、ピアニスト・清塚信也さんと3人で、現在アルバムを制作中と報告。玉置浩二さんの『メロディー』カバー曲を披露していました。

カバー曲の音源は、村治佳織さんのギターと五木ひろしさんの歌声だけだと話していました。




デビューから長く活躍を続けるクラシックギタリスト・村治佳織さん。

これからの活躍もとても楽しみです。

以上、村治佳織さんについて、でした!