ルーズベルト・ゲームや半沢直樹、最近では99.9での演技などが話題の香川照之さん。
クリーピーやMOZUなど、西島秀俊さんとの共演が多いことも話題です。
その香川照之さんの歌舞伎役者としてのこと、引退の噂や家系図、評判評価、息子について興味があったので調べてみました。
香川照之さんのプロフィール
名前:香川照之(かがわ・てるゆき)
別名義:九代目市川中車
出身地:東京都
生年月日:1965年12月7日
身長:171センチ
学歴:東京大学文学部社会心理学科卒業
香川照之さんの歌舞伎。評判、評価。
歌舞伎と言えば伝統と格式、とりわけ血統が非常に重んじられる社会で、歌舞伎役者も物心ついた頃から父親の厳しい指導のもと、何十年も芸を磨き続けて、ようやく一人前になれる「かもしれない」という世界です。
いかに芸達者の香川照之さんといえども、やはり歌舞伎の世界は勝手が違うようです。
40過ぎてから飛び込んだというのは、非常に度胸と覚悟があり、素晴らしいとは思います。
とは言え、やはり純粋に歌舞伎役者として見た場合、絶対的な経験値・年季の少なさもあり、お世辞にも評価が高いとは言えないのが現状のようです。
Eテレで大阪松竹座「芝浜革財布」視聴。市川中車(香川照之)の演技は、良くも悪くも「歌舞伎」というより「芝居」という感じがする。それに隈取りをすると従兄弟(市川猿之助)とも似ているが、音尾琢真にも似ていると思った。#Eテレ #etv #こいつぁ春から #teamnacs
— 初代兼二代目万年寝太郎 (@netarosince1975) 2016年1月2日
とは言え、好意的な評価も少なくないようですね。
昨日の牡丹灯籠の余韻があるが馬子久蔵役をやった市川海老蔵の芸達者ぶりに惚れ直した。脇役に置いても存在感が際立つ三枚目っぷりだった。あとは、市川中車の演技が長年、俳優をやった経験を従来の歌舞伎の型に無理に嵌めず自然と馴染ませていて巧かった。笑いもありながらも最後はぞっと恐怖を残す。
— 異珍愛坐 (@chiichii2010) 2015年7月20日
こんな評価もあります。
@kyusakanoue 今月、曽根崎心中で中車の九平次、先年、夏祭で義平次といった敵役を見たけれども、市川中車ってセリフ回しにはクセがあるけど、演技のツボはきちんと抑えててうめえなあと思う
— 押戻の論文見つけたマン (@SHARP__5) 2015年6月17日
総合すると、どうやら、
「歌舞伎役者としてみると、俳優としての演技のクセが出てしまっている」
というのが大方の見解のようで、それを好意的に取るか否かで評価が分かれているようですね。
やはり俳優としての所作が身にしみついているでしょうから、そこから離れて「純粋な」歌舞伎役者になりきるのは大変なのかもしれないですね。
十八番のような伝統的な演目ではマイナスに働くかもしれませんが、例えばスーパー歌舞伎のような現代的な演目なら、香川照之さんの強みが活かせるのかもしれませんね。
香川照之さんの歌舞伎の家系図や息子については次のページで!