杉本哲太さんが自転車泥棒!?
杉本哲太さんは以前、自転車泥棒で警察のお世話になったことがあるようです。
2005年7月のこと、友人たちと飲んだ後に他人の自転車に乗ってそのまま帰宅してしまったのだとか。
自転車の持ち主が通報し、警察が現場の自転車置き場を調べると、そこには杉本哲太さんの自転車が残っていたといいます。
警察が「占有離脱物横領容疑」(いわゆるネコババのこと)で杉本哲太さんに事情聴取したところ、泥酔のため自転車を間違えてしまったことを認め、酒酔い運転のこととともに謝罪したとのことです。
何事もなかったのが不幸中の幸いですね。自転車であっても死亡事故や重い後遺症の残る重大な事故は起きますので、飲酒運転はダメ絶対、ですよね。
なお、この「事件」の後、杉本哲太さんは『日本の自転車泥棒』という映画に主演しています。
元競輪選手が地元の岩手県釜石から飛び出し、東京・池袋まで何台もの自転車を盗んでは乗りつぶしてを繰り返しながら旅を続けるロードムービーです。
作品では、ほぼ吹き替えなしで自転車をこぎ続ける熱演を披露しています。
杉本哲太さんの自転車泥棒に関するトリビア
タイミングが凄まじいですが、この映画の企画はこの事件よりも前から進んでいたみたいですね。
そこに杉本哲太さんがリアルに「自転車泥棒」してしまい、企画は頓挫しかけますが、杉本哲太さんが真摯に反省していることから制作側は撮影を断行。
杉本哲太さんは当時、この作品には非常に思い入れがあり、企画が流れずに済んだことに胸を撫で下ろすとともに、完成後は「集大成とも言える作品に出会えた」と述べていました。
そんな過去のある杉本哲太さん、後年『あまちゃん』で駅長を演じ、主人公・アキに新品の自転車をプレゼントしながら「盗まれないように鍵かけとけ」と声をかけるシーンが話題になりました。
このシーンは少なからぬ視聴者たちに、杉本哲太さんの過去の「自転車泥棒」事件を想起させたようです。
単なる偶然かもしれませんが、脚本が宮藤官九郎さんですので、もしかしたら意図的なトリビア的ネタだったのかもしれませんね。
以上、杉本哲太さんについてでした!