北大路欣也さんと老人ホームと父親の死去
2015年に、週刊誌で北大路欣也さんと祥子さんが2人で一緒に介護付きの高級老人ホームに入居したことが話題になりました。
これについては北大路欣也さんの両親のことと関連付けて報じられました。
1999年に父親である市川右太衛門さんの死去が報じられた時、北大路欣也さんの判断で両親が千葉県館山市の老人ホームに入居させられていたことが判明しました。
これに対しては2つの論調があり、1つは「冷血な姥捨て行為」、もう1つは「両親の意志を最大限尊重した親孝行な判断」というものでした。
北大路欣也さんは親不孝?きょうだいと?
前者については北大路欣也さんが、きょうだい(姉と兄がいる)に一切知らせず、独断で両親への仕送りをストップした上で老人ホームに入居させた、という風に報じられていました。
報道では、きょうだいには後に弁護士を通じて両親の居場所を知らされたとしており、きょうだいの関係が険悪であることをうかがわせていました。
そして、北大路欣也さん夫妻が健康なうちに老人ホーム入居を決めたのも、その「骨肉の争い」の経験が影響しているのではないか、と推察しています。
北大路欣也さんは実際には親孝行!
一方で、後者の論調によると、北大路欣也さんはかねてから、年老いていく両親のことを気にかけていました。
特に、母親の足が不自由になり、電気やガスの扱いが心配になったことが大きかったようです。
10年以上にもわたって両親と話し合いを続け、同居も提案したのだそうですが、独立心の旺盛な両親から断られてしまいます。
そのため、介護士に自宅に来てもらう、安心できる施設を探すなど、様々な方策を検討し奔走します。
その結果、館山に信頼できる施設を見つけ、入居してもらうことになった、という流れなのだそうです。
北大路欣也さんによると、両親はとにかく2人で一緒にいたい、という夫婦だったそうです。
その姿に自分たち夫婦に重なるものを見たのかもしれませんね。
こちらの論調では、両親への思いが妻・祥子さんへの思いとなり、老人ホームへの入居を決断させたのではないか、と推測しています。
北大路欣也さんはとても愛妻家のため、まだ健康ではあるものの、自分が留守の間に祥子さんに何かあったら、と常日頃から心配していたみたいですね。
同じ事柄でも、立場が違えば見え方も違ってくるのは当然なので、何が本当のことなのかは定かではありません。
ただ、きょうだいとのことは分かりませんが、少なくとも両親をないがしろにしたということはないのではないでしょうか。
いずれにせよ、北大路欣也さんの老人ホーム入所の判断には、両親とのことが影響していたことは確かなようですね。
以上、北大路欣也さんについてでした!