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佐々木蔵之介さんの兄弟

佐々木蔵之介さんは3人兄弟の次男でしたが、長男が建築の道へ進んだため、次男の蔵之介さんに跡継ぎの役目が回ってきました。

そのため、当初、佐々木蔵之介さんは跡を継ぐつもりで、京都の名門進学校である洛南高校を経て東京農業大学へ進学、さらに編入して神戸大学農学部でバイオテクノロジーや酒米の研究をしていました。

しかし、途中で俳優を志すことになり、三男の佐々木晃さんが跡を継ぐことになりました。

長男は京都の名門進学校の洛星高校を経て東大の建築学科へ進学し、現在は建築士をなさっているそうです。

三男の晃さんは仏教大学文学部中国文学科を出て、産業機械販売会社の営業を経て、25歳のときに佐々木酒造に入社し、40歳で社長に就任しています。

職人気質で商売が苦手だった父親とは対照的に、前職を活かして、営業や販売の方面で能力を発揮しています。

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佐々木蔵之介さんの父、母

佐々木蔵之介さんの父親は、佐々木酒造の先代・佐々木勝也さんです。

佐々木勝也さんは、2016年10月10日に胃がんのため83歳で亡くなっています。

生真面目で厳格な父親だったそうで、佐々木蔵之介さんが跡を継がずに俳優になると告げたときには、激怒して蔵之介さんを勘当したのだそうです。

最初は頑なだった勝也さんでしたが、母親の説得もあり、徐々に心をほどいていきます。

そして、2000年のNHK連続テレビ小説『オードリー』に佐々木蔵之介さんが出演したことが決定打となり、勝也さんはついに佐々木蔵之介さんを認めることになりました。

店内に『オードリー』のポスターをたくさん貼ったり、『オードリー』という名前の日本酒を期間限定で販売したりなど、その喜びようは大変なものだったみたいですね。

勝也さんは、勘当するときに「裏切った」という表現を使ったそうですが、跡を継ぐ期待を裏切られたという気持ちよりも、息子の将来を心配する気持ちの方が強かったのでしょうね。

だから、佐々木蔵之介さんが役者として成功したことを知った時、心から安心して喜びが爆発したのだろうと思います。

佐々木酒造を舞台に、自動車のCMに父子で共演したことは有名ですよね。

この自動車は日野自動車のデュトロですが、実際に佐々木酒造で使用している車種なのだそうです。

父親もハンサムだったのですね。普通に役者さんみたいでかっこいいですね。

以上、佐々木蔵之介さんについてでした!