元全日本女子バレー監督・葛和伸元(くずわのぶちか)さんが爆報!THEフライデーに出演。

葛和伸元さんは、竹下佳江選手との関わりで有名な方ですが、なんと仙台のうどん屋でアルバイトをしているという噂が。

その真相や理由は何なのでしょうか、興味があったので調べてみました。

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葛和伸元さんのプロフィール

kuzuwanobuchika

名前:葛和伸元(くずわ・のぶちか)
出身地:大阪府羽曳野市
生年月日:1955年1月6日
学歴:大阪商大附属高等学校、法政大学卒業

葛和伸元さんと竹下佳江さん

NEC監督だった葛和伸元さんは、元全日本女子バレーの監督として、1997年から2000年まで日本の女子バレーを牽引してきました。

本来ならもっと長く全日本女子バレーの監督を務めるはずでしたが、「事件」が起きました。

それは2000年シドニーオリンピックのこと。

当時の日本バレーボール協会は、葛和伸元監督体制のもと、選手の大型化を進めていました。

しかし、葛和伸元監督は、その方針に反して身長わずか159センチの竹下佳江選手を正セッターに起用します。

その起用には疑問や批判があり、特に多かったのは「竹下佳江選手は小さすぎる」というものでした。

しかし、葛和伸元監督はNEC時代からの教え子だった竹下佳江選手をあくまでも信じます。

身長の低さを補って余りあるセンスを持っているとして、シドニーオリンピックの最終予選に向かわせました。

結果は3勝4敗の6位で、予選敗退。

1964年の東京オリンピック以来続いていたオリンピック本戦出場を逃してしまったのです。

そして、葛和伸元監督は責任を取って全日本監督を辞任。

竹下佳江選手も非難を浴びてしまい、そのショックから2002年に所属していたNECを退社し、バレーボールから離れてしまいます。

以上の流れだけを見ると、竹下佳江選手を起用した葛和伸元監督には見る目がなかった、といえるかもしれません。

しかし、その後の竹下佳江選手の復帰後の活躍ぶりを見れば、やはり葛和伸元監督の選手を見る目に狂いはなかったと言えると思います。

竹下佳江選手についてはこちら

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葛和伸元さんが仙台のうどん屋でアルバイト?

さて、全日本監督を辞任した後の葛和伸元さんですが、その後もNEC、トヨタ車体などの社会人チームの監督として結果を残し、現在はVリーグ「仙台ベルフィーユ」の監督を務めています。

が、なぜか仙台のうどん屋でアルバイトをしているという噂があったりします。

驚くことに、これは噂ではなく、本当にアルバイトをしているようです。

その理由は、平日の練習は午後3時や夕方以降なので、午前中が「暇だから」だそうです。

と言っても、それが一番の理由ではなく、2012年に社会人チームの監督を辞めたときに、自分の世界がバレー一色でとても狭いことに気づき、自分の世界を広げるために他の仕事をしよう、と考えたのがきっかけだったそうです。

最初は旅行の添乗員や旅館やお好み焼き屋などに応募したものの、不採用。

ようやく採用された郵便局のバイトでは、重いダンボールを運んで膝に水が溜まる経験もしたそうです。

次にスーパーのバイトが決まりましたが、そこで現在監督を務める仙台ベルフィーユから誘いがありました。

仙台入りした後も、バイトを続けようと考えて、たまたま見つけたうどん屋の求人に応募し、採用され、現在に至ります。

時給750円ですが、そもそもお金が目的ではなく、バイトの経験から様々なことを学べることが最大の収穫だと考えているようです。

バイトで苦労してきた経験は、バレーの指導にも良い影響を及ぼしているみたいですね。

もしかしたら、そのうちかつてのような「鬼監督」ではなく「仏の葛和」なんて呼ばれる日が来たりするかもしれませんね。

以上、葛和伸元さんについてでした!