日本初の「体感型」ハ虫類専門の動物園が静岡・伊豆の河津にあります。

その名もiZoo(イズー)。

最近では、特に若い女性を中心に、「可愛い」と大人気のハ虫類に多く出会うことができるそうです。

どのような所で、どんな「体感」ができるのか。

営業時間やアクセスなどの情報とともに、iZooについて調べてみました。

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iZoo(イズー)の基本情報

名称:iZoo(イズー)
所在地:静岡県賀茂郡河津町浜406-2
アクセス:伊豆急行「河津駅」よりタクシーで5分
営業時間:9時~17時(最終入園16時30分)年中無休
料金:大人(中学生以上)1500円、小人(小学生)800円、幼児(6歳未満)無料

iZoo(イズー)の前身

iZoo(イズー)って面白い名前ですね。

伊豆にある動物園(zoo)ということでこの名前になったのでしょうね。

このネーミングのセンスだけでワクワクします笑

iZoo(イズー)の前身は1986年に開館した、伊豆アンディランドという亀専門の水族館だったそうです。

亀はハ虫類ですから、昔はさらに狭く特化していたのですね。

なぜよりによって亀なのか?

実は、伊豆アンディランドは、「宝仙堂」というスッポン健康食品会社の出資により創設されたのです。

伊豆アンディランドには、スッポンはもちろんのこと、ガラパゴスゾウガメや、ワニガメといった希少な様々な種類の亀が飼育されていました。

アンディランドは、開園当時からいたゾウガメのアンディにちなんで名付けられたのだそうです。

とにかく亀づくしの水族館で、名物は「亀レース」。

文字通り亀のレースで、これは現在のiZoo(イズー)にも引き継がれ、目玉イベントになっています。

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iZoo(イズー)の誕生

そんな伊豆アンディランドだったのですが、1997年に館名の由来ともなったアンディが死去。

さらに、「亀は万年」にちなんで「鶴は千年」ということで、タンチョウヅルを飼育したり、「ウサギと亀」にちなんでウサギを飼育するなど、「亀専門」のコンセプトがブレていきます。

次第に経営が傾き、事業再生の危地に陥ります。

そこで現れたのが、現在のiZoo(イズー)園長の白輪剛史(しらわ・つよし)さんです。

白輪剛史さんについてはこちら

白輪剛史さんは、ハ虫類の輸入商として培った経営手腕を活かし、伊豆アンディランドを、日本初の「ハ虫類専門・体感型動物園iZoo(イズー)」として見事、経営を立て直します。

ハ虫類輸入商で開拓した仕入れルートを駆使し、世界中から珍しい貴重なハ虫類を集め、その種類の豊富さは日本屈指のものです。

アンディランドからゾウガメを引き継ぎ、現在ではゾウガメの一大繁殖地にまで成長しているのだそうです。

目玉は何と言っても、「体感型」つまり貴重で「可愛い」ハ虫類たちと直に触れ合えるという体験です。

また、館内レストランではワニ料理を食べられるなど、iZoo(イズー)にはハ虫類を堪能するための仕掛けや施設がてんこ盛りになっています。

本当に楽しいハ虫類テーマパークになっているようです。

実際、若い女性を中心として、iZoo(イズー)は確固たる人気を獲得しました。

そのようなことができるのも、白輪剛史さんの経営手腕もさることながら、白輪剛史さんの根底にあるハ虫類愛、自分が楽しいと思うことをみんなとシェアしたいという熱い想いがあったからこそでしょう。

もちろん、地元・河津の人たちの協力があったことも大きな要因だと思います。

いずれにせよ、伊豆アンディランドは、白輪剛史さんたちの尽力によって、iZoo(イズー)として見事に復活を遂げます。

iZoo(イズー)の体感とは?

ハ虫類に直接触ったり、抱いて記念撮影したり、体重の軽い子供なら、ゾウガメの上に乗ることだってできます。

こちらの映像をご覧ください。

観ているだけでも楽しくなりますよね。

白輪剛史さんによると、ハ虫類を触って可愛がりたがるのは、男性よりも女性に多いのだとか。

女性はハ虫類のことをグロテスクに感じがちだと思っていたのですが、そうでもないみたいですね。

何かモノや生き物に対して「可愛さ」を見出す能力は、男性よりも女性の方が高いのかもしれませんね。

近所の人はもちろん、そうでない人も、連休などを活かして一度訪れてみてはいかがでしょうか。

以上、iZoo(イズー)についてでした。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

iZoo(イズー)園長の白輪剛史さんについてはこちら

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