JAMSTEC深海生物学者・高井研さん。

SWITCHインタビューや爆笑問題の番組出演、また面白いツイッターなども話題の人です。

その高井研さんの妻や子供など家族、高校大学など学歴や経歴に興味があったので調べてみました。

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高井研さんのプロフィール

名前:高井研(たかい・けん)
出身地:京都府
生年月日:1969年

高井研さんは、京都府に生まれ、9歳のときに滋賀県へ転居し、地元の高校に進学。

高井研少年は、鮎を手づかみで捕るなど、豊かな自然に囲まれた田舎で過ごします。

一年生のときに、生物の授業をきっかけに、生物学に興味を持つようになりました。

高校卒業後は京都大学農学部の水産学科に進学し、微生物の研究を始めます。

1997年に京都大学大学院農学研究科水産学専攻博士課程修了。

同年、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の研究者になります。

2009年にJAMSTECの海洋・極限環境生物圏領域深海・地殻内生物圏研究プログラムのプログラムディレクターに就任。

2012年からはJAXAの客員教授を兼任。

2014年に深海地殻内生物圏研究分野分野長に就任、現在に至ります。

高井研さんは、高校時代に、ノーベル医学生理学賞を受賞した利根川進博士に触発され、「自分もノーベル賞が受賞できるレベルの研究者になりたい」と思ったそうです。

そして、水の生き物が好きだった高井研さんは、京都大学の水産学科に進学します。

さらに、利根川博士と同じ分子生物学を修めようと考えていたのですが、水産学科で分子生物学ができる研究室は、京都大学には当時水産微生物学研究室くらいしかなかったので、その道を選んだのだそうです。

そして、当初は貝毒の研究をしようと思っていたのですが、研究室の助手だった左子芳彦さんから好熱菌の研究を勧められ、そちらに取り組むことになります。

これが高井研さんの生涯の研究テーマとなり、現在に至ります。

潜水調査船「しんかい6500」を使って、チムニーと呼ばれる熱水の吹き出す場所などの、高温高圧下の過酷な環境下に生きる微生物にアプローチし、研究することで、地球の生命の誕生の秘密に迫ろうとしています。

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高井研さんの高校について

京都大学という超一流大学を卒業している高井研さんの出身高校が気になります。

調べてみたのですが、はっきりとは分かりませんでしたが、どうやら滋賀県の北西部の高校に通っていたようです。

滋賀県の名門進学校といえば、膳所高校が浮かびますが、高井研さんは膳所高校出身ではないようです。

高井研さんご自身がTwitterで、「膳所みたいな高校生クイズで活躍するような軟弱高校には受験もさせてもらえなかったですわ」と発言しています。

偏差値45くらいの高校だった、と述懐していますが、その辺りの偏差値の高校は、たくさんありすぎて候補が絞れませんでした。

ただ、その話が本当だとすれば、そういう学校から京都大学へ進学したというのはスゴいことだと思います。

高井研さんは、やはり子供の頃から抜きん出た物を持っていたのですね。

高井研さんの妻や子供について

高井研さんが結婚なさっているかどうかですが、どうやら既婚のようです。

お子さんの情報については、詳しいことは分かりませんでした。

高井研さんは、京都大学修了後、進路に迷っていたそうです。

理化学研究所にするか、それともJAMSTECにするか。

給料や福利厚生や契約期間の点で条件が良かったのは理化学研究所の方。

片や、待遇は落ちるものの、研究機関としては世界でも最先端を行くJAMSTEC。

どちらを取ろうか迷った挙句、結婚しているということもあり、安定を選ぼうとして、妻に理化学研究所に就職しようと考えている、とこぼしたそうです。

すると、妻は「本当はJAMSTECに行きたいんでしょう」と答えたのだとか。

その一言に、自分の本当の気持ちに改めて気付いた高井研さんは、理化学研究所を蹴ってJAMSTECに就職します。

それ以後の高井研さんの活躍はよく知られるとおりです。

持つべきものは自分をよく理解してくれる良き妻、ということなのでしょうね。

「我が道を行く」「人のためではなく、自分のために(研究を)やる」というスタンスを徹底させて今まで突っ走って来れたのも、奥さんを始めとする、多くの理解者たちの存在があったからなのでしょうね。

そして、そのような多くの人たちをひきつけるような魅力が高井研さんにあったことも確かなのでしょう。

やはり、自分の本当にやりたいことに妥協せず、情熱を傾けている人にはひかれるものですからね。

子供の頃の夢のように、本当にノーベル賞が受賞できると、私たちにとっても嬉しいですよね。

以上、高井研さんについてでした!