たけしのニッポンのミカタで大分・別府の扇山火まつりが紹介されます。

別府八湯温泉まつりの一環ですが、その歴史やみどころ、そして日時や場所やアクセスなどについて分かりやすくご紹介したいと思います。

別府の扇山について

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扇山ですが、これは正式には大平山(おおひらやま)といいます。

大平山は標高815メートル。山頂から山腹にかけて広がる草原が、まるで扇を逆さに広げたように見えることから、地元の人たちに古くから「扇山」と呼ばれ、親しまれてきました。

さて、普通、山には森林が広がるものですが、なぜ扇山は草原なのか?

実は、扇山の東側斜面や、近隣の十文字原などは、もともと牧草地で、毎年春に野焼きが行われていたのです。

草原という場所には、風に乗ったり、鳥のフンなどに紛れて、常に外部から様々な樹木の種子などが侵入してきます。

なので、放置しておくと、すぐに木が生え出して、草原から森へと移行してしまいます。

そのため、毎年のように「野焼き」をしてリセットする必要があるわけです。

また、野焼きによってできた草の灰には、ミネラル成分が豊富に含まれ、次の世代の草にとって格好の肥料となります。

このように、定期的に人間の手を加えることではじめて、草原はずっと草原のままでいられるわけですね。

古くはこのような実用的な目的で行われていた扇山周辺の野焼きなわけですが、おんせん県として知られる大分の別府には、古くから温泉神社という神社がありました。

この温泉神社では、温泉の神をまつっているわけですが、「冬の間休んでいた温泉の神様たちに、春の訪れを知らせる」という目的で、1976年から神事として、従来の野焼きを発展させた「扇山火まつり」を行うようになったのです。

暗くなってから行われ、その炎の光と闇との競演が織りなす幻想的な風景は多くの人を魅了し、現在ではこの扇山火まつりは別府八湯温泉まつりの最大の見所としてよく知られるようになりました。

別府八湯温泉まつり

さて、別府八湯温泉まつりですが、毎年4月1日を含む週を中心に催されます。

4月1日は「温泉感謝の日」として、別府各地の100以上の温泉が無料開放され、また扇山火まつりのための開会奉告祭・御神火採火式が行われます。

開会奉告祭・御神火採火式の様子です。採火式は15分30秒あたりからです。

この火が、扇山火まつりの種火となります。

扇山火まつりは、例年週末に行われ、2016年は4月1日(金)午後6時半に実施されました。

綺麗ですよね。

これほど大規模なものですから、別府市の消防署員・消防団員合わせて200名近い人たちが待機しているのだそうですよ。

また、毎年のように、観光客から火事と間違われて通報が消防署に入るそうです。

2013年には悪天候で延期され、平日開催となったのですが、その時にはなんと、慣れているはずの地元の人からさえ、複数の通報が入ったのだとか。

不意打ちのような感じだったのでしょうね。

写真で見ると綺麗だなー、とのんきなものですが、現地に行くと、草がはぜる音なども聞こえてきて、結構な迫力のようですから、仕方ないかもしれませんね。

扇山火まつりの場所・アクセス・宿泊場所・おすすめスポットなど

さて、以下は扇山火まつりを楽しむための情報です。

扇山火まつりの場所

所在地:大分県別府市鶴見(大字)大平山

扇山火まつりのアクセス

飛行機で行くなら、

1.福岡空港から博多バスターミナルへ向かい、大分行きの高速バス
2.大分空港から大分行きの高速バス

別府北浜バス停で降りるのが分かりやすいです。

JRなら、新幹線で小倉まで行き、そこから日豊本線で別府駅へ行くとよいでしょう。

アクセスの詳細はこちらを参考にしてください。
https://www.city.beppu.oita.jp/02kankou/04access/index.html

扇山火まつりのおすすめスポット

扇山火まつりは、鉄輪温泉市街(別府温泉の中心地)のほとんどの場所で見ることができますが、最も眺めが良いとされているのは、大観山町の「湯けむり展望台」です。

2010年には日本夜景遺産にも認定されるほどの景色で、扇山を一望することができます。

昼間はこんな感じです。

所在地:大分県別府市鉄輪東 鉄輪東8組

アクセス等のくわしい情報はこちら
https://www.city.beppu.oita.jp/02kankou/01info/03shizen/07yukemuri.html

まとめ

いかがでしたでしょうか。別府と言えば温泉が有名ですが、毎年4月初頭にこんな素敵なイベントが催されていたのですね。

4月1日の温泉感謝の日から数日間は、別府の100以上もの各地の温泉が無料開放されるそうですから、ぜひこの時期に合わせて温泉旅行を計画してみてはどうでしょうか。

以上、扇山火まつりについてでした。

最後までお読みいただきありがとうございました。