津川雅彦さんの兄は長門裕之さん

津川雅彦さんの兄は俳優の故・長門裕之さんです。

(長門裕之さん)

長門裕之さんは1934年生まれで、津川雅彦さんの6歳年上です。

弟の津川雅彦さんの生まれた1940年に映画『続清水港』で子役デビュー。その後学生時代の一時休業を経て、戦後日活に入社。

1956年の映画『太陽の季節』で主演し、同作品は大ヒット。長門裕之さんは日活の看板スターとなります。

同作品は当時社会現象ともなった石原慎太郎さんの同名の小説作品の映画化で、石原裕次郎さんの映画デビュー作としても知られています。

この作品のヒロインは後に妻となる南田洋子さんで、1961年に結婚しています。

(『太陽の季節』より。長門裕之さんと南田洋子さん)

1962年に日活を退社しフリーとなり、以後数多くの映画、ドラマに出演。弟の津川雅彦さんと並んで、日本を代表する名俳優の1人として、長年に渡って活躍を続けました。

なお、津川雅彦さんとは早くからライバル関係にあり、長年に渡って確執が取り沙汰されていましたが、後に和解。

晩年は『八代将軍吉宗』『サラリーマン金太郎』『相棒』など数多くの作品で共演するほか、津川雅彦(マキノ雅彦)さんの監督作品『寝ずの番』『次郎長三国志』にも出演するなど、良好な兄弟関係を築き上げていました。

後年、妻の南田洋子さんが認知症になり、その献身的な介護の姿がテレビドキュメンタリーとして放映され、高視聴率を記録するなど、大きな反響を呼びました。

南田洋子さんは2009年10月21日にくも膜下出血により76歳で逝去。

約1年半後の2011年5月21日に、その後を追うようにして長門裕之さんも脳出血により逝去。77歳でした。

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