海老名香葉子さんといえば、伝説的な落語家・初代林家三平さん一門の女将で、海老名美どりさん、泰葉さん、林家正蔵さん、二代目林家三平さんの母親として知られています。

泰葉さんは離婚を境に性格が一変したそうですが、海老名香葉子さんの謝罪文も話題になりました。

その海老名香葉子さんと泰葉さんのことについて、興味があったので調べてみました。

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海老名香葉子さんのプロフィール

名前:海老名香葉子(えびな かよこ)
本名:同じ(旧姓・中根)
出身地:東京府東京市(現・東京都墨田区)
生年月日:1933年10月6日
年齢:84歳(執筆時)
現職:エッセイスト、絵本作家、作家
所属:株式会社ねぎし事務所代表取締役

海老名香葉子さんは1933年東京府東京市生まれ。実家は釣り竿の名匠「竿忠」です。

海老名香葉子さんは、第2次大戦の東京大空襲で両親はじめ兄弟のほとんどを亡くしてしまいます。

戦後、親戚をたらい回しにされた後、父の知人である3代目三遊亭金馬さんに引き取られ、その縁で初代林家三平さんと結婚。

以後、落語家の女将として陰で林家三平さんを支えます。

また長女・海老名美どりさん、次女・泰葉さん、長男・九代目林家正蔵さん、次男・二代目林家三平さんの母親として、初代の逝去後も一門を支え、現在に至るまで存続、繁栄させることに成功した立役者です。

現在は家族や一門のマネジメントを行う「ねぎし事務所」代表を務めるほか、東京大空襲など戦争体験を絵本にしたり、犠牲者の慰霊の集いを主催したりなど、平和の尊さを訴える活動を続けています。

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海老名香葉子さんと泰葉さん

海老名香葉子さんと言えば、その次女である泰葉さんの言動や行動が話題になりました。

2017年の4月24日のブログで、元夫である春風亭小朝さんを「恐怖の金髪SM豚野郎」と呼び、その暴行やいじめ、異常性癖や行為などの虐待に苦しんでいたことを明かしました。

さらに、小林麻央さんと同じブログを汚したくないとして撤退することをほのめかしたり、坂口杏里さんを養子にする計画があったことを明かすなど、一連の仰天発言は世間の耳目を引きつけました。

実は泰葉さんは、2007年に離婚した翌年にも、ブログで元夫の春風亭小朝さんのことを「金髪豚野郎」と非難した過去がありました。

この騒動のときは、海老名香葉子さんは報道各社に謝罪文を送り、「あの娘は幼いときからいい子でした」と泰葉さんのことをかばいながら、

「本人がどんなに言っても、母は私一人、何としても抱きしめて心癒やしてやりたいと思って居ります」

と娘をいたわる親心を綴っていました。

一方、泰葉さんはその後、次第に落ち着きを取り戻し、「なぜあんなひどいことを書いてしまったのだろう」と自責の念に駆られるようになったといいます。

その自責の念は次第に深くなっていき、やがて自ら死を求める状態にまで陥ってしまったのだそうです。

自らの精神状態に危機感を感じた泰葉さんは、離婚から6年経った2013年に、ついに家族に助けを求めることになり、病院に連れて行かれ、

双極性障害によるうつ状態

という診断を受けました。

以後、抗うつ剤やカウンセリングによる治療、そして母親である海老名香葉子さんをはじめとする家族の温かい支援により、最悪の事態から脱することができました。

泰葉さんは、2016年には週刊誌で闘病の苦難の日々について明かしており、そこでは家族に命を救われたことに対する感謝の言葉が綴られていました。

そんな落ち着きを取り戻したかに見えた矢先に起きたのが、上述の2017年4月24日のブログ投稿に始まる、一連の泰葉さんの言動および行動でした。

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