『風の声を聴け』『やっぱり猫が好き』などで知られる室井滋さん。殺人事件の話なども話題ですが、どんな人なのか?

室井滋さんについて、若い頃や本名、結婚や相手の長谷川和彦さんや子供のこと、大学や経歴などwikiプロフィールについて調べてみました。

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室井滋さんのプロフィール

名前:室井滋(むろい しげる)
出身地:富山県滑川市
生年月日:1958年10月22日
年齢:59歳(執筆時)
身長:160cm
血液型:O型
学歴:富山県立魚津高等学校卒業、早稲田大学社会学部中退
現職:女優
資格:一級小型船舶免許
所属事務所:ホットロード

室井滋さんは1959年富山県滑川市出身。

地元の高校を卒業後、早稲田大学社会科学部に進学し、「シネマ研究会」に所属します。

大森一樹監督、石井聰互監督、阪本順治監督らとともに自主映画で活躍し、「自主映画の女王」の異名を取ります。

大学在学中の1981年に、村上春樹さん原作の映画『風の声を聴け』で劇場映画デビューを果たします。

室井滋さんの知名度を格段に上げたのは、1988年のコメディドラマ『やっぱり猫が好き』でした。

同ドラマでは小林聡美さん、もたいまさこさんと「恩田三姉妹」として共演。

アドリブやハプニングがそのまま放送されるというスタイルが好評を博し、深夜枠ながら高い視聴率を誇りました(のちゴールデンへ移行)。

以後も人気女優として数多くのドラマや映画に出演。

1995年には『居酒屋ゆうれい』(94年)で、報知映画賞・日本アカデミー賞・キネマ旬報でそれぞれ最優秀助演女優賞を、ブルーリボン賞・毎日映画コンクールで女優助演賞などを獲得。

助演のみならず、主演でも、1999年の映画『のど自慢』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を獲得し、同作の役名「赤城麗子」名義でシングル『おしどり涙』をリリースしています。

女優以外でも、ナレーションやバラエティ番組、声優などとして活躍。

また、エッセイストとして1991年の『むかつくぜ!』を皮切りに、『すっぴん魂』シリーズをはじめとする数多くのエッセイを出版。

さらに、絵本作家としても、長谷川義史さんと共著で『しげちゃん』『ウリオ』など多数の絵本を著すなど、多彩な活動をおこなっています。

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室井滋さんの本名

室井滋さんの本名についてですが、そのまま「室井滋」になります。

「滋」で「しげる」というのは、男の子の名前みたいですが、実際、室井滋さんも子供の頃はこの名前が嫌いだったみたいです。

自分の名前について、絵本作家の長谷川義史さんと共著でこんな絵本を出しています。

小さい頃、この滋と言う名前が嫌いだった。

男の子の名前のようで、ずいぶんいじめられた。

もし自分の名前がサユリだったり、モモコだったり、スミレだったら、どんなによかっただろう、そう夢想した。

そして、そんな女の子らしい名前に憧れた「しげちゃん」は、お母さんに改名したいとお願いします。

すると、両親は、なぜ「しげちゃん」に「しげる」という名前を付けたのか、その名前に込めた願いをこう伝えます。

「楽しいことも、つらいことも、全部、栄養分、つまりは滋養にするって意味だ。滋養の滋で、しげる」

その由来を聞いてから、次第に自分の名前が好きになっていった室井滋さん。

芸名を付ける時にいろいろ考えたものの、結局自分の本名が一番好きだということに気づいて、そのまま芸名にしたのだそうです。

なお、この名前に関するこだわりは、室井滋さんの結婚にも影響を与えているようです…

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